自然体な自分って

sage body

 

知人がある日電車にのっていたら、幼稚園位のお子さんと生後半年位の赤ちゃんを抱っこした親子に出会ったそうです。

お母さんは赤ちゃんを抱っこしてるから座っていたいけど、赤ちゃんは「ひま~つまんないよー」って言わんばかりにぐずりはじめて、お母さんは上の子を座らせて、自分だけ席から立ったんです。
その時に上の子が私に向かって、
「お姉さん座ってください。」
と言ってくれました。

せっかくなので、隣に座らせてもらったら、
「昨日でわたし、5歳になったのー」
って。

その子は私はお姉さんなんだよ!
お姉さんに昨日でなったんだよ!
って自分に言い聞かせてるように私は聞こえました。

『本当はお母さんに甘えたいんだな・・・まだだっこしてもらったり、まだまだお母さんにべったり甘えたいんだな・・・』
と感じました。

私は「5歳のお姉さんなんだね
何でも自分でできて凄いお姉さんだね
今日出会ったのもおめでとうっておばちゃんが言うためだね
少しだけど、食べてね」
ハラダのラスクを丁度持っていたので2つ渡しました。
「お母さんと2人でみんなに内緒で食べてね」
と伝えると嬉しそうにリュックにしまっていました。

5歳ともなると、自分で食べれて脱衣もトイレもできるようになります。

でもまだまだお母さんに甘えたい時期です。

それは小学生になっても、中学生になっても高校生になっても、成人になっても甘えたい時はあると思います。

甘えたいと思ったときに、甘える勇気、どう甘えたらいいのか?わからない子が今とても多くなっていると思います。

小さい頃から甘える事を我慢しないでほしいと思います。

私はこの歳になって初めて人に弱音を吐けるようになり、甘えられるようになりました。
人間生きていく上で必要な事だと思います。
私は甘えられる人が親ではないです。
でもそういう人と出会えたことは本当に嬉しいです。

甘えたいと思える人と出会う確率はこの短い人生の中で宝くじに当たる確率より少ないないのかもしれない。
だからこそ、一緒に居られる時間を全力で大切にする。
明日って先延ばしすることをせずに今を生きる。
言葉で自分の気持ちを伝えることも大切

素直な自分
自然体な自分って

案外自分では探せないのかもしれない・・・

甘えられる人は居ますか?

この文面が必要な人に必要な時期に届きますように・・・